手が一番!

Oさま、50代、主婦、 主訴: 肩甲骨周囲の痛み

Oさんはテニスクラブのトレーニングルームで良いものを発見!したそうです

名前は定かではないのですが、、、
円柱のポールです
それを床に置き、背骨に合わせて仰向けに乗ります

ゴロゴロ自分で加減しながら左右に動くと
当たった箇所が適度にマッサージされる
というスグレモノです

これは便利!とOさんは早速購入

肩甲骨周囲が凝って痛かったのでゴリゴリ思う存分!!
グリグリやったのだそうです、、、

ところが・・

その夜、ほぐしたはずの肩甲骨周囲が硬く凝り固まってしまい
息をするのも痛いほどの痛みになったそうです

あまりの痛みにバックで車庫入れも出来ないくらいだったそうです

テニスのレッスン前に痛みで肩が動かないので
とりあえずやっつけでしたがほぐして上げました、、、

痛みのある肩甲骨は敢えて揉まず
首とその周辺をほぐしました、、、

背中に重りを貼り付けたような硬さがありましたが
それは取れて、息も出来ます

翌日、きちんと整体に来ていただきましたが、、、

原因を探ってみると

凝りを触るとゴリゴリするものが手に触れますが
それをつぶすように揉みしだくと気持ちが良いものですが

実はそれをすると筋肉細胞を丹念に壊してしまうことになります

それをするのが私たちの仕事でもあるわけですが
私たちは手でそれをやるで手加減というものがあります

つまり手で出来る範囲で
それをすることは手も痛いので程々の加減がされるわけです

ところが器械や物でそれをやると
気持ちが良いことを優先してしまうので加減がありません

結果、、、、

自分で自分の身体を傷つけてしまうことになっていたのです

こんな時の治療は

針やお灸がベスト!
揉むのは少し経ってからが良いでしょう

焦らず安静が

一番の養生です


.