ごあいさつ


院長

ご挨拶

こんにちは、院長の古川です。

この度、縁あって皆さまにお目にかかる機会を頂戴しましたこと、心よりお礼申し上げます。私がこの世界に興味を持ったきっかけは、20年間一般企業に勤めていた頃の思いにあります。

当時は男女雇用の差も大きく、女性の社会進出はまだまだ厳しいものがありました。結婚、出産で退社は当たり前で、社内で昇進するなどなかなか難しい時代、働く女性には多くの困難がつきものでした。今、世の中はどんどん変化し、女性も男性と同等かそれ以上に働くことは珍しくありません。

しかし、男女は身体の作りが全く別物です。男性と同じ環境で同等の実績を出すためには、女性は身体的に相当な無理を強いられる事になるのです。たまたま転職をする機会を得た私は、かねてからの、働く女性を応援したいとの思いから、思い切って鍼灸、整体の世界に身を置くことになりました。

以来10年あまり、お体の不調を訴える方々のお役に立ちたい一心から、技術の向上に邁進して参りました。勿論、女性だけでなく男性にとっても、身体が大切であることは言うまでもありません。最近、ご自身の体調管理に気を遣われる男性が増えてきたことは、豊かな人生を送る上でとでも良い事だと、大変喜ばしく感じています。

これからも、健康的で快適な生活を送りたい全ての方々にとって、微力ながらもお力になれれば幸いです。

施術者紹介

古川 絵津子

鍼灸師、国際中医師。施術歴20年以上。日本の伝統治療としての鍼灸を学んだ後、中医大学日本校において、中国医学全分野(鍼、灸、推拿、漢方薬、気功)を学びました。治療法の研究を常に心がけています。鍼灸以外にもツボを刺激する、電気パルスおよび超音波を使用した治療法もご希望に応じて取り入れております。

山﨑 立

上海市出身。来日以来20年以上にわたり整体師として活躍。さまざまなスポーツの分野で活躍されている方を整体でサポートしています。マラソン、テニス、ボクシングなど市民選手からプロまで行き届いたケアを得意としております。また、手が大きく、タッチが柔らかいので年配の方にも好評です。整体はただ寝ているだけ、気持ちが良くなるだけというものではありません。お身体の好不調を施術者が手で感じて、いつものお身体に安全に戻す作業です。
山﨑先生にあなたの健康管理を任せしてみてはいかがですか!

児島 英二

日本伝統治療としての鍼治療、特に経絡の治療に詳しいです。鍼・推拿(すいな:押して揉む中国古来からの施術)・耳ツボ足ツボ療法は、中国人医師に師事して直接指導を受け、技術を習得しています。また、中国式鍼治療もできます。耳ツボ療法に関しては、日本国内では数少ない研究者の一人です。

店名の由来

中国の古書「神仙伝」によると、昔、呉国に董奉(とうほう)という名医がおりました。董奉は貧しい患者に対して金銭をとらずに治療し、患者はお礼として杏の苗を庭に植えていきました。病の治った者たちは、軽傷の時は一株、重症の時には五株を植えたそうです。数年後、苗は十万株となり、やがて立派な杏の林になりました。

この董奉の話から、後の世、技術が優れ、品行方正で高潔な医者のことを杏林と呼ぶようになったのです。中国では伝統中医学を学ぶ生徒のことを「杏林学士」というそうです。当院もこの故事に倣って、店名に杏林の名前をつけさせていただきました。

杏林の高尚な品格と学びつづける真摯な態度を継承し、お客様の心身の健康を守るお手伝いをすることが、当院のつとめだと思っています。