説明の大事さ

Kさん、45歳、女性書道教師、主訴: 肉離れのケア

Kさんは今まで整骨院や整形外科での治療経験しかないテニスも書道も大好きな主婦です。
このところ2年前に傷めた左ふくらはぎ(肉離れ)が気になるレベルで痛い、、、という。

階段でピーっと攣るような、走ろうとして痛みがある?と感じるレベルだそうです。

今日が2回目の施術です。
以前のそのケガも1ヶ月ほどの安静で治したそうですが 、
だいたいどんなケガも安静にして治す!という、私などから見ればまるでスーパーマンのような方です

ところが今回は来週、海外にご旅行だそうで
その際にケガが悪化するのは大変困る!との理由でおみえになりました、、、

整体して感じたのは、お身体はとても鍛えられていて頑丈です 。
上半身は特に発達している感じですが下半身がいささか上半身に比べて細い?

そのためふくらはぎも若干、筋肉不足かもしれません 。
見た目は綺麗な脚ですが揉んでみて分かるのは、やはり浮腫み。

念入りにマッサージと針をした後で左右のふくらはぎを比べてみると
明らかに太さが違う!!

本人も笑ってしまうほどの違いです。

浮腫みの原因は多分、筋肉の硬さが代謝を悪くさせているため、、、かと
一度捻挫や肉離れ、度々足を攣ったりすると筋肉繊維が硬くなって
良い筋肉と同じ運動がしにくくなります

そうなることで益々、繊維に負担をかけることになり
結果同じ箇所を同じケガを重ねる危険が大きくなります。

Kさんは今までそのようなメカニズムを治療の際に聞いたことがなかったようで、
いままでの整骨院の治療とうちのようなお店で受ける治療の違いを分かっていただけたようで
しっかりお話しをする大切さを改めて感じました、、、

次回の治療は来週です。
日に日に良くなる実感があるそうです。