身近なアンチエイジング

私たち東洋医学の仕事は
日々医学がめまぐるしく進歩して行くのについて行かなければならない?
という類のものとはいささか違い、
当たり前のことですが、同じ患者さんの日々の健康に寄り添う、、、と言う感じでしょうか。

だから、、、
常に目新しいことを工夫すると言うよりも、普段と違う点に気を向けて 、
まずは変化がないことを、無事であることの確認作業から入る。

勿論、何も無くて来る方もいれば、毎度、何かしらを抱えておみえになる方もあり、、、

辛い理由があればそれを考え、いつもに近い状態に持っていくことを治療とする。

全く元と同じになることは、日々老化しているのが人の身体ですから
それは難しいことも有りますが、その老化をゆっくり推移するようには出来ます。
緩やかに変化していけば身体にかかる負担感は減ります。

身体が若返ることが不可能なのだから、
何もしなければ落ちていくスピードの加速は押して知るべし。

地味な作業ですが全身の筋肉をほぐしたり、血行をよくする作業が、
結果として、お身体の活性化に貢献することを意識して、
日々の重ね効果を期待して欲しいと思います。