Aさん、50歳、主婦、 主訴: 急性腰痛
Aさんは木曜日に5時間テニスの試合をやり、翌日は休養。
土曜日には再びお遊びですが4時間のテニスをやりました。
普段からテニスが趣味でたくさんの時間、外で過ごされることが多いAさんですが、今回土曜日のテニス後自宅でくつろいでいたソファーで事は起こりました!
家事の最中やテニスのプレー中に、腰を傷めた?
というなら納得ですが、今回はソファーで小1時間テレビを横になって観戦していたのだそうです。
そろそろ晩ご飯の支度だわ、、と起き上がろうとしたら立てないのだそうです。
え?何で??
痛かったわけでもなく、何をしたわけでもないのに何だ、これ?
そんな感じだったそうです。
それでも起きようとしたら、今度こそ痛くて起きられない!
全く動けない!?
起こしてもらったら立てましたが、動くのにも大変な苦労が・・
そこでもまだ、これがぎっくり腰だなんて、つゆとも思わず、揉めば治る程度、、、と考えたそうですが・・
実際に拝見したところでは、かなり重篤なぎっくり腰でした。
渋谷までよく来られたものと敬服いたしました!
それほどに厳しく、左背中全体から尾てい骨周辺まで痛みは広範でした。
まだ痺れはなく、少し触れるだけでも飛び上がる痛み。
自力でベッドに上がる、うつ伏せになる、、は出来ませんでした。
最初は横寝で少しずつ筋肉を緩め、その後うつ伏せをお願いして針治療でお帰りいただきました。
この日は夜、お布団では安眠できずソファーで休まれたそうです。
原因は極度の疲労蓄積から、その後回復したと感じて再び炎天下での4時間で水分不足を起こしたのです。
なんと土曜日は4時間も外に居て500ccしか摂っていなかった、そうです。
これでは身体が脱水します。
この日は大変な強風が吹き荒れて、汗をいくらかいても乾きがイイ!
と喜んでいたそうですが、
実際、汗による脱水も自然乾燥でどんどん進み、水分不足が実感できない怖さがあるわけです。
そのために腰に回らなければならない血流も落ちてしまったということです。
水分補給くれぐれも大事です!!