Wさん、５５歳、男性、 主訴： 首こり
Wさんは年に数回、思い出したように来て下さるご常連さまです。
以前からウツであることは伺っていましたが、その都度暮らし方などご相談にのっていました。
なにが辛いといって通勤が往復５時間です。
加えて長いこと痴呆のお母様の看病もしていました。
１年前にお母様も亡くなって、少しは楽になったはずなのですが
結局２年余りの休職の後、配置転換を経てお辞めになったそうです。
実は抗ウツ薬や導眠剤などの服用では、感覚を鈍くさせる作用があるので
いくら凝った筋肉を揉んでも感度がすこぶる悪いものです。
だからせっかくの整体もあまり効いた気はしないものですが、それでもお身体としては反応してくれます。
辞めてしまったことで病気が改善に向かえばよかったのですが、今はお身体のしんどさが勝っているようでした。
眠れない、動けない・・
と訴えはありますが、今日は渋谷まで来られたのです。
毎日、少しずつでもやることを決めて実行すること。
それが自信にもつながるし、張り合いにも通じると思います。
お金の心配もしているようでしたが、まずは少しずつです。
整体をした日は、良く眠れるものです。
お身体が気持ち良い！
と感じることを続けて欲しいと思います。