腱板損傷ってご存知ですか?
肩関節はとっても浅い関節面で機能するから360度の可動域があるのです。
そのためにムリな方向からの刺激には弱い面があり肩が外れる!
つまり大きな事故として脱臼と言う事態にもなります。
脱臼は関節に戻す、入れる作業で直すことが可能ですが、腱板損傷はそう簡単ではありません。
損傷には事故によるものと過労が主に考えられます。
今、自転車事故による損傷と使いすぎでほぼ断裂の方を治療しています。
事故は追突しれた際に地面に叩きつけられた際の角度が悪かった?ための部分断裂と考えられます。
ケガは不運でしたが頭部打撲だったらどんな大ケガになっていたか分かりません。
整体と超音波、針治療で対応します。
切れたところが繋がることはありませんが、弱く細くなった腱を大きく太くできたらと思います。
以前のケガが原因の過労による断裂の方はもっぱら理学療法のリハビリが主体ですが、熱心に午前中をかけて細かく頑張っておられます。
今の心配はやり過ぎによる更なる疲労の蓄積です。
早く治りたい!は痛いほど分かりますが、人の身体は生モノです。
適度な休養も立派なリハビリのウチですから、焦らずに一歩ずつ一緒にがんばりましょう!