病み上がりの危険

Kさん、現役ボクサー、主訴: 左脇腹の鈍痛
Kさんは先週肺炎で一週間入院されたそうです
40度の発熱と血痰が出た
発熱まではまさか肺炎とは思いもせず我慢?していたようですが
さすがに痰に血が混ざる?は異変と察知して病院へ
即入院でした
今の医療でこの若さでどうこうなるものではありませんが
それでも一週間はかなりな重症度と思います
Kさんはプロのボクサーですから鍛えることが日常です
そんなわけで退院後はお仕事もたてこんでいるし
身体のメンテナンスも相当に落ち込んでしまったことは想像出来ます
いつものトレーニングをしていた水曜日、主にウエイトトレーニングですが
その時は全く問題は感じなかったそうです
翌朝、どうも左脇腹周囲が痛い!?
それも触ってどうこう痛い、、、というわけではなく
もっと奥が?の感触だそうです
ケガの原因は通常のウエイトだったにも関わらず、病み上がりのお身体には相当に負担だったことは想像出来ます
いつもよりは軽めの調整から始めれば問題はなかったのでしょうが
気持ちは早くルーチンに戻したい!という焦りから無理をしてしまったことだと思います
そこでいつも治療しているウチにお見えになったのですが
担当のS先生が不在だったので、私が施術しました、、、
背骨、腰椎の1,2番に針を置き
12肋骨下辺から骨に沿うように3本
そこをつないでパルスです
治療後、呼吸での痛さは減ったそうです
咳やしゃっくりで響くように痛いので
その辺が収まってくれれば改善も進むと思います